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アンティークキモノ生活のススメ

アンティークキモノ生活のススメ

着付師のお仕事道具

着付け師のお仕事道具たちを紹介します。



左上から順に、

100均で売ってるパンツのゴムを適当な長さに切って輪にしたもの。

・・・・・振袖の変わり結びをする時に大活躍!!

白い絹糸。

・・・・・たまに 長じゅばんに半襟付けてこない人がいるので、そういう場合に活躍。

あと、きものの襟の中心にホックや引き糸がついていない場合にも活躍。

指貫(ゆびぬき)。

・・・・一応、元和裁士(?)なので、これがないと縫い物が出来ない体になってしまいました・・・しくしく。これを右手中指にはめて、そこに縫い針のおしりを当てて縫うのです。

想像できるかしら??

待ち針&縫い針。

・・・・・なるべく細めの針(私は和裁用を使用)しないと、お客様の着物が小さな穴だらけになってしまいます。

左下 ダッカ-ル。

・・・・式場では、上下黒のスーツに白いシャツ、髪が長い場合は束ねるなどしてすっきりとさせなくてはいけないので。

ミンティア。

・・・・・お客様にかなり接近するので、お口のエチケットに。

糸切りバサミ。

・・・・・これも和裁士の頃から愛用のもの。よく切れるのです。

着物クリップ。

・・・・着物と襦袢の襟を固定させたり、帯を留めておいたりと、自分の手の代わりをしてくれる、頼もしい奴です。

以上の物をいつもプラダのポーチに入れて持ち歩いています。

その他に、現場には常備品として、

ビニール袋。

・・・・お客様が脱いだ靴を入れたり、外したアクセサリーを入れたりするためのもの。

必ず減るものなので、スタッフは スーパーに行く度に 巻いてあるビニール袋を恥を捨ててガラガラと持って来るのです(泣)。

ガーゼ&コットン。

・・・・お客様が持ってきたタオルなどだけでは到底補整が足りないと思われる場合に使用。これも消耗品です(泣)。

メモ用紙。

・・・・お客様が多すぎると、これが誰の着物として預かっているのか訳が分からなくなるため、名札のようにして付けておきます。

うちわ。

・・・・狭いスペースに何人もがひしめきあうので、真冬でもかなり熱気と湿度の高い部屋になります。お客様を終えた後に一斉にあおぎだします。

以上が、だいたい現場に常備してある物たちです。

ほんの少し、現場の空気が伝わったようなら、幸いです♪

ちなみに、自腹でコットンやガーゼを買うのですが、運が良いと、お客様からご祝儀を頂けるので、それを充てることもあります。

ご祝儀をもらえるかどうかは、その人の運次第なのですけど・・・。

ちなみに今までで一番多くて、一人5000円です。

あの方のお顔は 今でも覚えています・・(笑)。


次回は、まだ”お仕事”ではないのですが、

メイクに使う道具たちをご紹介していきます♪♪


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